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ビザ
外国で働くにはビザが必要です。オーストラリアではビジネスビザ・ワーキングホリデービザ・スチューデントビザを持っていれば働くことができます。但し、ビザによって就労時間制限等規定が違います。また、ビザに関する規定が毎年のように変わりますし、個人によって事情が異なりますので詳しくはイミグレーションオフィスまたはビザのコンサルタント会社に聞く事をお勧めします。 コンサルタント会社と留学エージェントは慎重に選びましょう。広告が立派だとか、日系だからといってそこが良いサービスを提供してくれるとは限りません。
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働く場所を見つける
・新聞 「Sydney Morning Herald」その他
・地方情報誌 「North Shore Times」「Sydney Weekly」「Sydney Child」
・日本語情報誌 「日豪プレス」「ジェンタ」など
・ワーキングホリデーセンター
・図書館などの掲示板
・店頭
・ウエブサイト:Cheers on line
以上のいずれかの方法でやりたい仕事が見つかったら、その会社の指示に従ってアポイントをとりましょう 。面接には必ず履歴書(日本語又は英語)を用意しましょう。 面接では、服装や座り方などは、日本のようにあまり気にしなくてもいいと思います。ただ、動機や自分がその会社で何ができるか等、自分の意見はハッキリ言う事が大切です。
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雇用された場合
雇用契約書にサインを求められますが、内容を良く確かめてからサインをしましょう。
不明な点はサインをする前に解決しましょう。
職場にはJob Discription(ジョブディスクリプション)又はDuty Statementという、各職場の仕事内容を記したものがあります。仕事内容を確かめるために雇用主にコピーをもらうと良いでしょう。基本的にそれらに書かれている事以外はしなくても良い事になっています。
給料は週給制のところが多く、資格や経験によって違います。Department of Industrial Relations(日本でいう労働省のような役所)で職業別に最低賃金が決められています。
カジュアル/パートタイム/フルタイムに関わらず、雇用主はSuper Annuation(スーパーアニュエーション)という退職年金のようなものを専門の会社と契約して、積み立てしなければなりません。 給料からは税金引き後の金額が手取りとなります。給料には住居手当や交通手当てなどは普通含まれません。
雇用主は給料と一緒にペイスリップ(給与明細)、年度末には納税申告のためのグループサーティフィケイト(源泉徴収表)を出すことが義務付けられています。長期休暇の前にはホリデーペイというボーナスのようなものが支給されます。退職時には、勤めた期間によって退職金が出ます。
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幼稚園教諭・保母として働く
オーストラリアの幼児教育機関で教師をして6年半がたちました。(2003年5月現在)
最初は職場とオーストラリアの常識に驚き、慣れるのに苦労しました。 これは幼稚園に限らず、他の職場 でも多くの人がそう感じていると、いろんな人から話を聞いて思いました。
まず、仕事中に良くしゃべる。余分な仕事はしない、なるべく楽しようとする、仕事はきっちり時間通り、ひどい人になると就業10分前から帰り支度をしている、すぐ”I don't know"という、または言い訳をする、等。 私は日本で働いていた時のように普通にまじめに働いていましたが、逆に利用されてどんどん仕事が増えてにっちもさっちもいかなくなった事もありました。皆プライベートでは陽気で気さくな人なんですがねぇ…
これもお国柄の一つでしょうか。
以上はスタッフに関してですが、次は教師・保母として感じたことです。
行儀作法が違う(センター・個人にもよる)ので、自分が慣れるのに時間がかかりました。
例をあげると
・子供達が先生の話を聞くときに胡坐をかいて床の上に座る。
・職員が机の上に腰掛けたり、物を投げて子供に渡す。
・職員がおもちゃや椅子等、物を足で動かしたりする。
・先生もこどもから名前で呼ばれる事。これは外国では普通のように思えますが、実際働いてみると子供から 名前を呼ばれるのは、なんとなく落ち着きませんねぇ。因みにイギリス系の学校・幼稚園では、先生は苗字 に「ミセス」や「ミス」「ミスター」をつけます。
・子供を抱きしめてあげること。
・果物(桃、プラムなど)を皮ごと食べること。
(りんごなら分かるんだけど、、。うちの娘も皮をつけたまま食べます。)
・来ている子供達が多国籍なので、接し方やプログラムを立てる上で気をつけなければいけない。特に宗教 の違いからくる食事制限や行事については、きちんと調べなければなりません。
細かいことを挙げればもっともっとあるでしょう。
次は規則・規定に関してです。
オーストラリアは概して日本より幼稚園・保育園に対する国の規定が厳しいようです。
毎年のように政府(Department of Community Services)の監査が入りますが、これをクリアしないと営業のライセンスが取り消されることもあります。 特にロングデイケアはもうひとつの監査機関であるアクレディテーションオフィス(National Childcare AccreditationCounchil)が定めた52項目をクリアしなければ なりません。 この52項目の評価によって、1年から3年のライセンスがとれます。 その52項目は、スタッ フ・保護者・子供達間の関わり方、衛生・安全・栄養、カリキュラム、スタッフの教育と経営、の4項目から成 り立っています。監査は1人又は2人の係官が一日かけてチェックします。年々厳しく細かくなっていくので 監査が入る日は皆ピリピリしています。以下に規定例を挙げてみましょう。
・遠足に行く場合、子供(3〜5歳)5人につき大人1人がいなくてはならない。
これは多分に親の協力が必要なので、遠足を行っているセンターは少ない。
・食事の給仕、怪我の手当て、トイレの世話の時は必ず使い捨ての手袋をはめる。
サンクリームを塗ったりする時も手袋が要ります。
・園庭の遊具の周囲には規定の空間がなければいけない。
例えばブランコやジャングルジム等が隣り合わせにくっついて設置されていてはいけない。
必ず数メートルの間隔を設けなければならない。 遊具の下はクッション機能がある材質を使った地面 でなければならない。
・工作・食事後の机、オムツ替えの台は必ず消毒液で拭く。
オムツを取り替えるときの手順を示したドキュメントを作り、見えるところに貼っておく必要があります。
・個人の観察記録や発達チェックリストを定期的に行わなければならない。
チェックリストは3〜4ヶ月に1回
・外遊びの時は必ず帽子をかぶる。夏はサンクリームを塗らなくてはならない。
日差しが強く、オゾンホールが近いオーストラリアならではの規律。子供達から皮膚がんを防ぐのが目 的です。
・2歳児以下の児童がいる部屋では、写真のフィルム入れより小さいおもちゃやその他のものを置いては ならない。
幾つかの例を挙げてみました。
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ボランティアとして働く
去年(2004年)くらいから、ボランティアで幼稚園や保育園にボランティアとして働きに来る方が急増しています。これは、エージェントや語学学校などがボランティアで働く体験を謳った商品を出している事に関係していると思われます。私の勤める幼稚園にも2週間から、長い方では8週間のプログラムでボランティアや実習生が来ています。ボランティアの方が来てくださる事で本当に助かる事もありますが、その反面困る事もある事もあります。それは、一つにはエージェントの方でのオリエンテーションが十分でない事にあります。各エージェントでは、とりあえず一通りの事と幼稚園・保育園で使う英語等は教えているようですが、とても十分とはいえません。オーストラリアの幼稚園・保育園・学校では、ボランティアや学生をその方達のために快く受け入れる体制でいますので、余程の事が無い限り表立っては言いませんが、本当にストレスを感じる時もあります。他の園でもそういう話は、よく耳にします。
また、エージェントによってはボランティアが子供を指導できるようなことを期待させているところもあるようですが、幼稚園・保育園では、ボランティアに子供を任せて指導させるというような事は、絶対にあり得ません。ボランティアは実習生とは違うのです。
ここではボランティアや実習に来る方に最低限、心に留めておいて欲しい事をいくつか挙げてみたいと思います。
・写真などは勝手に撮らないようにする。
プライバシーの保護という観点から、写真を撮りたい場合は必ず園長に許可をもらってからにしましょう。
・他のスタッフが見えない場所で、児童と2人きりになる様な事はしないようにする。
例えば、児童がオシッコを漏らしてしまったのを見つけて、気を利かせてトイレなどで2人きりで取り替えたりしては いけません。必ずスタッフの誰かに声をかけて下さい。 児童がある事ない事を言って(例えば「お姉さんがお尻に キスした」など)児童保護法違反でつかまるという様な事態にもなり兼ねません。これは実際にあった話です。
・幼稚園・保育園のスタッフは、保育者であると同時に教育者である。
ボランティアであっても子供や保護者にとってはスタッフの一員です。そして幼稚園と保育園のスタッフは、ベビーシッターとは違います。スタッフ達は子供達の発達に応じて児童を指導しています。やたらと言う事を聞いてあげたり、子供の遊びの中にどっぷりつかってしまったりという事は、子供の成長には妨げになります。児童の自立心や社会性を促すような接し方をしましょう。
・ビニール手袋の着用を心がける。
食事の用意や怪我の手当て、オムツ換え等の時には、必ず使い捨ての手袋を着用し、終わった後は石鹸で手を洗いましょう。これは、規律で決められています。
・わからない事は園長やスタッフに聞く。
日本とは違う所があったり、園の方針もまちまちです。不明な所は必ず園長又はスタッフに聞いてクリアにしましょう。
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