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High School - 高校
以下の情報は学校によって呼び方が違ったり、内容が多少違う事もありますが、ご了承下さい。


             項目  概要
                  通学
                  携帯電話
                  ロッカー
                  Duke of Edinburgh's Award(デューク・オブ・エディンバラ)
                  HSC(ハイスクールサーティフィケート)
                  選択科目
                  Working Experience
                  Peer Support System
                  Mock Trail(模擬裁判)
                  Prefect(生徒会)




  概要

    ハイスクールには私立・公立・受験が必要なSelective School(セレクティブスクール)という進学校
    等があります。また私立と公立に関わらず、共学或いは男子校・女子校があります。公立には学区制
    があり、基本的には学区内の公立ハイスクールを選ぶようにしますが、越境する理由が認められれば
    それは可能です。ハイスクールから私立に入るには、試験・面接等があるようです。
    7年生から10年生までをジュニアとよび、11年生と12年生はシニアと呼びます。シニアの制服はジュ
    ニアとは少し違います。
    10年生の後半にスクールサーティフィケートという試験があり、いわゆる義務教育の終了です。それ
    が終わって就職する人と進学する人に分かれます。就職する人は、そのスクールサーティフィケートの
    結果を持って就職先を探します。
    進学する生徒は自分の行きたいコースの学科を選択し、11年生又は12年生でハイスクールサーテ
    ィフィケート(HSC)と呼ばれる試験を受けます。その結果によってどこの大学に進むかが決まります。
    日本のように大学毎の試験はありません。
    日本人学校には中学校までが併設されています。
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  通学

    生徒たちは通学に、バス又は電車を利用するか、家族に車で送ってもらいます。政府から無料のバ
    スパスと呼ばれる定期券のようなものが発行されますが、学校から半径2Km以内に住んでいる生
    徒は基本的に歩かなくてはなりません。学区外から通学している人の交通費は出ているようです。
    登校・下校時間になると、学校の周辺道路は送り迎えの車でとても混雑します。時には駐車スペース
    が見つからずに、学校の周りをぐるぐる回ってお迎えに遅れるなんていうこともあります。12年生にな
    ると免許が取れる年齢に達するので、自分で車を運転してくる学生もいます。
                                                             

  携帯電話

    オーストラリアでも多くのハイスクール生が携帯電話を持つようになって来ました。携帯そのものは
    日本に比べると旧式ですが、歩きながらメールを送っている学生をよく見ます。
    但し、校内では使用禁止なので基本的には学校のオフィスに預ける事になっています。ただ、こち
    らのオフィスも時々当てにならないので、自分の鞄に閉まっている学生も多いようです。


  ロッカー

    学校内で使用するロッカーですが、これは全員に割り当てられているわけではないようです。うちの
    子供の学校では、年度始めにロッカー使用の申込書を学校に提出し割り当てられるのを待ちます。
    その際、どの大きさのロッカーを希望するか、申込書に記入します。そして、割り当てられたらロッカー
    の大きさによって保証金を払わなければなりません。保証金はロッカーの鍵と引き換えに戻ってくる
    システムになっています。
    きっと破損率が高いのでしょうね。ちなみにうちは、一番大きいロッカーを借りているので保証金は60
    ドルです。
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  Duke of Edingburgh’s Award
    
    元々はオーストラリアの宗主国であるイギリスで始まったもので、14歳から25歳の若者を対象に自分
    たちの協調性・自主性・柔軟性を身に付け、自信や自尊心を高めるのが目的です。そのために以下の
    4分野の課題をこなさなければなりません。
      ・Service : コミュニティーサービス
               自分の選んだ職場で段階(ブロンズ・シルバー・ゴールド)によって、一定期間働き
               ます。
      ・Expedition : 遠征・旅行
                 キャンプなどでサバイバル技術を身に付けます。
      ・Skills : 文化社会的技術
              文化的(楽器・工芸・言語)活動を一定期間行います。
      ・Physical Recreation : スポーツ技術
                        スポーツ技術を磨きます。

    アワードにはブロンズ・シルバー・ゴールドの3つの段階があり、ブロンズは14歳から、シルバーは15
    歳から、そしてゴールドは16歳からで、ゴールドになると、クリアする条件が厳しくなります。この課題を
    こなすと、内申書にこれが記され就職活動などで有利になるらしく、多くの学生が挑戦しています。
    学生たちは、A$36で手帳を購入しそれぞれが自分で計画を立てて実行し、監督者(コミュニティー
    サービス先の社長やスポーツのコーチなど)にサインを貰います。私の幼稚園にも時々学生さんが
    来ます。


  HSC(High School Certificate ハイスクールサーティフィケート)

    これは大学へ進学するための試験で、日本でいうなら共通一時や大学検定というところでしょう。
    ほとんどの学生が11年生12年生で受けますが、それより先に又は後で受ける事も出来ます。
    受験科目は全部で11ユニット(11単位)取らなくてはならず、ほとんどの人が3〜4科目で受験します。
    11年生から本格的に受験科目の選択を行い、自分の学校に選択したい科目がない場合はTAFEで
    その分を受講したり、選択したい科目を揃えている学校に転校する学生もいます。
    試験は10〜11月に行われ、結果は12月中旬に発表されます。大学は志望校をあらかじめ出して
    おき、HSCの結果によって振り分けられます。1月初旬までに手続きを済ませ、もし志望を変えたい
    場合は、1月初旬の締め切り前に変える事も可能です。
    高校は11年生が1〜3学期までで、12年生は11年生の4学期から始まり、次の年の3学期(9月末)
    をもって卒業となります。
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 選択科目

   ハイスクールの9年生になると選択科目を選んでとるようになります。うちの子のハイスクールでは、
   Commerce(経済)・Art(芸術)・Computer(コンピューター)・Designe Technology(家庭科のようなも
   の)・第二外国語(中国語/日本語/フランス語の中から選ぶ)・Drama(演劇)のつの中から3つを選
   択科目として選びます。これは、11,12年生でHSCのためにとる選択科目とは、異なります。
   皆、自分の将来のためになるような科目を選択する生徒が多いようです。
   うちの子はちなみに将来理系を目指しており、、Computer・Commerce・日本語を選択しています。


 Working Experiennce

   ハイスクール10/11年生になると、カリキュラムの中にWork Experiennce(就業実習)があります。
   これは私立の学校でも同じで、必修科目です。
   時期は各学校によって違いますが、期間はどこも1週間です。
   生徒たちは自分がやってみたい職業を選び、それが実行できる職場を探して、それぞれ自分でその
   職場に電話をして許可を取ります。職場では特別な事情がない限りは、これを受けなければなりませ
   ん。私の幼稚園にも時々学生さんがみえます。職場はいろいろです。 マクドナルド・本屋・幼稚園・
   役所・出版社・病院等、実に様々です。 うちの娘は、やはり牧場を選びました。そこはお客さんに乗馬
   をさせてあげる牧場です。家から車で1時間ほど掛かりますが、他のところではやりたくないというので
   す。1週間毎日送り迎えをしなくてはなりませんでした。(ふぅ〜) 子の制度は社会勉強をすると同時に、
   将来の自分の道を決める手がかりにもなるので、これはとてもいいシステムだと思いました。
   
   
Peer Support System

  
うちの娘のハイスクールには、Peer Support Systemという上級生が下級生をサポートするシステムがあり
  ます。 11年生が、新しく入学してきた7年生を、精神面を中心にサポートします。 最初の一学期間毎週
  1回小グループ毎に集まって、学校の施設の説明・友達づくり・いじめ・勉強などについて下級生から質問
  を受け、それに上級生が答えるという形式です。 このシステムは、どの学校にもあるわけではありません。


Mock Trial

  これは、17年前に始まったニューサウスウェールズ州のThe Law Societyが設立した模擬裁判競技会です。
  目的は、若い人たちに裁判のシステムを理解してもらうためであり、The Law Scietyがコミュニティーに貢献
  するという意味もあります。 主に10年生11年生が対象で、学校ごとに少人数のチームを組んで、学校対抗
  で競います。 The Law Societyは、事件などのケース内容の資料と競技マニュアル、そしてボランティアの
  ソリシター(事務弁護士)又はバリスター(法廷弁護士)を競技に参加する学校に提供します。
  参加校は、約6週間くらいかけてグループでソリシター・バリスター・被告・証人など役割を決め、どのように
  裁判を進めていくか、ボランティア弁護士のアドバイスを受けながら、戦略を考えていきます。 模擬裁判は、
  ボランティア弁護士を裁判官として、それぞれ原告側と被告側に分かれて、2〜3時間に渡って行われます。
  採点は、ボランティア弁護士がその日に行います。模擬裁判で取り扱うケースは、実際に裁判所で審議され
  たケースです。
  競技は、地区の総当たり戦→地方→州→全国というように進められ、最後に残った2校から2人の生徒が
  選ばれ、スポンサーであるボンド大学法学部に奨学生として通う機会が与えられます。


Prefect

  日本で言えば生徒会メンバーにあたるのが、Prefectです。 12年生になる直前(11年生の3学期末)に
  Prefectになりたい生徒が立候補し、生徒と教師が投票で10〜15人の生徒会メンバーを選びます。
  選ばれたPrefectと先生で、今度はSchool Captain(生徒会長)、Vice-Captain(副会長)、Senior Prefect
  を決めます。 Prefectは、学校や地域などの行事に代表で参加したり、イベントを企画したりするようです。
  このPrefectにうちの娘が選ばれました。
  最初は、「ふ〜ん」という感想でしたが、よく聞けばPrefectに選ばれるのはかなり名誉な事らしく、こちらの
  知り合い達から「おめでとう」と言われ、少しずつ実感してきました。そういえば、娘が興奮して「私選ばれた
  よ!」と言っていたっけ...
  数日後、学校から任命式に招待され出席したところ、義務教育終了の卒業式よりずっと厳かで、びっくり
  しました。そこでは、前年のPrefectたちに校長から労いの言葉がかけられ、今年のPrefectたちが壇上で
  宣誓の言葉を述べて、去年のPrefectたちにバッジをつけてもらいました。 うちの娘の学校では、Prefect
  はネクタイをしてバッジをつけます。任命式に続き、去年と今年のPrefectたちとその保護者達にモーニン
  グティーが振舞われ、皆誇らしげに会話を交わしていました。
  日本とは、随分違いますね。

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